半農陽さんの畑通信

大豆を蒔いた日は、もしかするとお天道様の排卵日だったかも。

大豆がとんでもなくよく繁っています。そう、奥村種苗園の奥さんの「6月25日に蒔くのよ」の言いつけを守って、畑に直蒔きしたあの大豆です。何で6月25日なのか、その謎解きは「今後の大豆育ての中でおいおい分かってくるかも」といわれて、ずっと気になっていました。

三輪山を望む8月下旬の大豆畑

ここに来て、6月25日蒔きのウチとその前後5日くらいの間に蒔かれた大豆の育ち方に明らかに違いが見られるのです。いずれにしても蒔き時は6月20日~30日の10日間といわれたから、妊娠の確率みたいなもんかいなとは思っていました。

この成長ぶりを見ると、卵子が排卵されたその日に一番元気のいい精子と出会って元気な赤ちゃんができたみたいなもの!?なんて思えます。つまり、6月25日はお天道様の排卵日でだったのでは。今では疑いなくそう思っています。

(左)右一列が別の日に蒔いた戴き物のの苗(7月上旬) (右)右一列も育っているが生育に差がある

ウチの畑の野菜を置いてもらっているJR三輪駅前のアンテナショップ三輪座でそんな話をしていると、先輩スタッフのKさんからちょっと怖い話を聞きました。同じくアンテナショップに地場産の醤油を置いている大門醸造さんの失敗談です。

大門醸造さんでは無農薬大豆から無農薬醤油の醸造を目指して、自社の畑で毎年無農薬大豆の栽培に挑戦しているそうです。いつも枝豆までには難なく育つが、そこから先が難しいらしい。いろいろ工夫しているが虫にやられて収穫が芳しくないといいます。

近頃は虫さんに喰われるぐらいなら、美味しい枝豆のうちにいただこうと考えるようになり、収穫は一向に伸びないのだとか。道理でショップに置いている無農薬醤油がすぐ品切れすると思った。無農薬大豆は貴重品なのね!

その貴重な大豆を少しでも多く収穫するためには油断は禁物、虫対策には心しなくてはなるまい。今のところ秋の長雨の季節になれば、コンパニオンプランツ用として別途育てているローズマリーを大豆畑にたくさん差し芽してみるつもりだ。他にもどんな価値ある対策があるのか、調べてみることもゆるがせにできないな。(陽)

-2009・8・28-

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