熟年の想い 奈良に恋して、毎日面白い発見のある生活を送ろう、と2001年からせっかく奈良・桜井に住み始めたのに…。コピーライターのまんまじゃ、夜も昼もない広告文案とWebショップ代行業の明け暮れ、都会生活の頃と変らへんじゃん。というわけで、09年3月、65歳をもって商業ライター業は卒業、筆耕生活の次のステージを目指すことにしました。回れ右してそこにあるのは個人商店的サイト「YHO&HIROのあきない毎日」。初めて、人様のためでなく、自前の販売企画をもち、大好きな奈良とともに元気になれそうな地域活動には前向きに関わって行こう。〝書く=行動し・発信すること〟に腰をすえて取り組む毎日へ。「熟年モデル」と尊敬する3人の知人にも、大いなる刺激とヒントをもらいながら、よりシンプルな生き方を求めて、レッツクリックです!!

春になったら訪ねてみたい北岡さんちの農家レストラン♪編(1)8年前に手に入れたのは人生後半の田舎暮らしの原石

昔明日香村稲渕の棚田オーナー仲間だった北岡夫妻からの今年の年賀状に、「私たちの田舎暮らしも8年目を迎え、敏宏(旦那)作の3棟目のお家が完成する予定です。」とありました。お二人は2002年から和歌山県田辺市の中辺路(熊野詣のルートの一つとして知られる)で「菜心味庵・きた岡(なごみあん・きたおか)」という農家レストランを営んでおられます。

敏宏さんとはちょうど一年前、棚田オーナー制度立ち上げに尽力され、次の10年もリーダーとして嘱望されながら若くしてガンで亡くなった、高内良叡さんの葬儀で久しぶりにお会いしました。こんなあってはならない機会も含めて、ときどきは古巣である明日香の棚田に来られた際に中辺路での〝進行〟の様子を聞くのが楽しみになっています。

そうなんだ。毎日がちょっとずづでも新しい進行のある暮らし、その積み重ねで農家レストランは7年間で3棟目に増殖しつつあるらしい!これは大いなる刺激です。陽&ひろも現在の田舎家暮らし6年目になります。三月ボクが65歳を迎えるのをきっかけにと願っている、田舎暮らしの再生も〝毎日進行〟のあるプロジェクトにしたいのです。春には「菜心味庵・きた岡」にぜひ行ってこなくっちゃあ。

明日香の棚田オーナーの行事の一つに春の「恋華まつり」というのがあって、98年だったと思うが生まれて初めてフリーマーケット出展を経験しました。稲渕の村の中あちこちに出ていた〝出店〟でたまたま隣り合わせたのが北岡ご夫妻(うちは古本、北岡家は自作陶器など)。北岡さん家は、別のグループで合鴨農法という米作りの勉強もしておられることもそのとき聞きました。因みに我が家ではそのとき買った北岡さんのお猪口を10年以上経つ今でも愛用しています。

後に情報紙に載った「菜心味庵・きた岡」の取材記事で、綿密な田舎暮らしの準備の一環として棚田での米つくりと並行して合鴨農法も、森林ゼミにも学びつつ、中辺路で田舎暮らしの物件を探しておられたことも知りました。南斜面で、山と川があるところをさがしていたが、東斜面で満点ではないが及第点なのでここに決めたとか。それが北岡さんちの人生後半の拠点となった「菜心味庵・きた岡」の今の場所。

建物はぼろぼろの状態からのスタートだったと敏宏さんご本人から聞きました。大工仕事が趣味の敏宏さんと、野菜つくりと料理が得意な奥さんにとって、これから磨き上げる宝の原石を手に入れられたのが、8年前ということですね。それからのめくるめく日々のお話は、ご本人のお話、取材記事などから次回に。(陽)

-2009・1・26-
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