山の辺路の農村集落に住むわが仕事場は、集落の中のメインストリートに面した離れにあります。よい季節のときは窓を開け放っていますので、毎日夫婦でパソコンに向かって日中も夜も仕事をしているのはご近所さんにも知られています。ご近所さんの若い人は外に働きに出て、休日は野良仕事。お年よりは毎日野良仕事。みんなびっくりするほど働き者で、互いにどこか通じ合うものがあります。
みんな働き者ですから収穫もたくさんあります。採れすぎた大根を千切り大根にしたり、干し柿や、干し芋を作ったりはお手のものです。しかしご多分に漏れずそういうものは高齢者が担っています。野菜や、ボクなどから見て貴重に思う保存食材を産直の市場などに持っていく人は一握りにすぎません。よくいただくのはうれしいのですが、ネットの向こうにそういうのが欲しい人が居るのにと思うと、ちょっともったいない気がします。
ものすごく安心な食材です。あまり多くの量を作って欲しいとはいえませんが、どこそこおばあちゃんの切干大根、今年出せるのはこれだけ。少ない量ですから受け取りに来れる人にお分けします。三輪さんのお朔(ついたち)の日に駅前まで取に寄れませんか。こんなスタンスでネットを使ったフェイス・ツー・フェイスのネットワークがじんわりと出来ていく、そういうのを仕切っていく山の辺路のおっちゃん=陽でありたいものです。
新しい名刺のイメージがちょっと見えてきました。ネットショップの運営代行業も今月で終わりにしました。その延長に理想としてずっと心の中で描いてきたのがこのような送料の要らないスローライフ食材や雑貨のネットショップ。もし送料が要ってもわざわざ電車やバスで買いに来る交通費と考えられる範囲のお付き合いがちょうどいい。
昔から三里四方の地の野菜を食べていれば元気で居られるといいます。食べたものがその人の体になることは間違いありません。元気なお年寄りが毎日食べておられるものをどのように作っておられるか、今の時代でいえば車やバイクの行動半径で、五里四方(半径20km圏)くらいなら、人と畑をボクが直接見てきて「あきない毎日サイト」でていねいにレポートできると思います。
田舎の人は遊び心もいっぱいです。わらぞうりを作れるお年寄りもまだ今ならいっぱい居ます。昔なら誰でもできたそういう手仕事を次世代にどう残していくか、ボクが考えている雑貨屋さんのイメージは次回に続きます。(陽)





