| 弓手(陽) |
お二人のお店ブログを拝見しているので、断片的に分かるのですが、 開店から丸4年を経ったのですね。 このお店とはどんなふうに出会ったのですか。 |
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| 花もり(店主) | 叔母がこの建物で「かやの木茶屋」という茶店兼ギャラリーを開いていたんです。 だから、子供の頃からよく遊びに来ていました。 抹茶と和菓子が楽しみでね。 |
| 弓手(陽) | えらく大人びた好みの子だったんですね。 大好きな叔母さんから子ども心に受け継いだようなものはありますか。 |
| 花もり(店主) | 叔母は陶芸など創作家の知り合いが多く、ギャラリーも併営していまして、 お店はアーティストたちのサロンという一面がありました。 そんな作家たちの自由な大人の世界に憧れみたいなものはありましたね。 その記憶が連れ合いの絹子との出会いにも、多分つながっています。 |
| 弓手(陽) | 絹子さんは何かアートを学んでこられたのですか? 庭に入るとすぐ、 つくばいの水底に揺らめくビー玉や小さな錦鯉の飾り物が 目に付きましたが、これは奥さんの仕事ですよね。 |
| 花もり(嫁) | 陶芸の専門学校を出ました。 陶芸の絵付けで絵やデザインも描くようになったんです。 |
| 弓手(陽) | お客様にとってお茶や食事だけでなく、 意外性のあるつくばい、木漏れ日の庭、庭の六角テーブル、 テーブルの上のメニューさえ、楽しさのツボをくすぐる出会いなんですよね。 奥様はアート系と想像していたのですが、なるほど腑に落ちました。 |
| 弓手(ひろ) | 絹子さんが絵を描きたくなるのは、どんなとき? |
| 花もり(嫁) | 緑のバリエーションが素敵なときですね。 思わず庭のテーブルにスケッチブックと絵の具を持ちだしてしまいます。 目覚めたといえば、 使う色がカメレオンみたいに、 周りの緑に影響受けてるなと感じることが多いです。 |
| 花もり(店主) | このテーブルで暗い色の絵は描けないよね。 |


| 弓手(ひろ) |
今日ここにきたとき、山の辺の道に素敵なピアノ曲がこぼれて、 ふと庭に目をやると、六角テーブルが三つ。 すごく個性的!って感じたんですけど、曲はどなたのですか。 |
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| 花もり(店主) | 七ッ谷ゆみ(ななつたにゆみ)さんという、 一度花もりにお寄りいただいたピアニストで作曲家のピアノ曲です。 この店にぴったりのCDを出しているので進呈するね、 と後日お送りいただきました。 今や当店はこのピアノ曲でなければ毎日が始まらない、といえるほどピッタシなんです。 しばらくお店をやっていると、ときには夢のような不思議な出会いがあるもんですね。 |
| 弓手(陽) | 出会いといえば、この六角形のテーブルって、 お客様同士が相席して、話が弾むなんてことはありませんか。 |
| 花もり(店主) | よくありますよ。 お客様にとって、桜井から山の辺の道を歩いてこられても、 天理方面から歩いてこられても、 ちょうど小腹の空いた頃に花もりと出会い、 山の辺の道ファン同士の出会いもある。 そこで店を始めるとき相席しやすそうなテーブルをネットで探したんです。 コミュニケーションできる庭になればいいなあって。 |
| 弓手(ひろ) |
叔母さんの「かやの木茶屋」というのはお庭の萱の木からきているんですよね。 萱の木の下のサロンはどんなテーブルだったのですか。 |
| 花もり(店主) | 萱の木の下に電線のコイルを利用したテーブルがあって、 椅子は切り株でした。 あまりお金をかけずに独特の味わいを創り出す叔母のアイデアが 店の隅々まで活きていましたね。 |
| 弓手(陽) | アーティストのサロンから、 山の辺の道ウォーカーのコミュニティとしての再生ですね。 (つづく) |
山の辺の道 花もり
河向(かわむかい)直樹さん、絹子さんご夫婦が営む喫茶・お食事の店。
平成17年結婚と同時に開業。
メニューは
ドリンク:珈琲・紅茶・ゆず茶他450円
料理:季節弁当2,000円、野菜膳1,050円、そうめん・そば(天ぷら付)800円
デザート:奈良産南高梅のシャーベット500円、濃茶わらび600円他
日本の季節の旬を味わうならここと、山の辺の道散策ウオーカーの人気は高い。
所在地:〒633-0073 奈良県桜井市大字茅原222-4
アクセス:JR桜井線三輪駅 徒歩15分
TEL/FAX:0744-46-4260
営業時間:10:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:月曜日






