今じゃ、役者とかが化粧したり舞台衣装を着けたり、準備や休憩をする場所のことを楽屋といいますよね。もともと楽屋は雅楽の楽人の奏楽するための場所。昔 お寺やお宮さんの庭に舞台を造る時は、舞台のそばに楽屋を仮設したり、回廊に幕を張って楽屋にしていました。楽屋は文字の通り音楽を奏する場所だったのです。後の時代に楽屋は、舞台より3間あまり後に、横3間、奥行4間余りの場所がとられ、その前の方を笙、篳篥、竜笛などの管方が演奏する場所にし、そこから後を屏風で隔てて舞人が装束を着ける場所となりました。今でいう楽屋の発祥ですね。
お正月気分の雅楽の言の葉も、このあたりで「打ち止め~え」。この「打ち止め」も、「千秋楽」という言の葉も雅楽に由来する言の葉だったのですよ。(陽)

![雅楽の言の葉風景を訪ねて[4]](img/title_kotonoha_gagaku5.gif)

