「ええあんばいですなあ」っていうとちょっと古風に感じますか。
こんなあんばいの古風な会話に、少年みたいに憧れてます。
ちょうど良い具合であることを昔は「あんばいがよい」などといいました。漢字で「塩梅」と書くのは、塩と梅酢の加減で食べ物の味付けをしていたからといわれますが、古来の音楽雅楽の言葉にも「塩梅(えんばい)」というのがあります。雅楽の篳篥の奏法の一つで、篳篥の指の押さえ方を変えずに、吹き方の加減で音の高さを変えて吹く味わいのある奏法のことで、雅楽の旋律に、ええあんばいの味わいを醸してくれます。篳篥でこの塩梅が上手いくととても良い演奏なるそうです。そこで実に気持ちの良い状態のことを「あんばいが良い」といわれるようになった、、、こっちの方が言の葉風景の歴史としては古いようです。(陽)

![雅楽の言の葉風景を訪ねて[1] ええあんばいですなあ](img/title_kotonoha_gagaku1.gif)

