元コピーライター陽さんの言の葉風景

「元コピーライター」陽さんって?
寅さんのふるさとのことを書いたのを機会に、
広告の文章書き・コピーライターという服をぼちぼち脱いでみようかと思ったのです。
陽さんのネットショップには寅さんのような啖呵売の言の葉風景は風景はありませんが、
ちょいとお正月向きかと思いますので、
商売ものの「雅楽の言の葉風景」をラップ音楽を奏でるようにつづってみたいと思います。

雅楽の言の葉風景を訪ねて[2] 新年早々やぼはいいっこなしね。

だいぶ昔の歌やけど、若いおまわりさんが、「野暮な説教するんじゃないが、近頃ここらは物騒だ。話の続きは明日にしたら、、」とベンチでささやくお二人さんに語りかけてたのおぼえていますか。

そのお二人さんが結婚して何十年か後、、、

ねえねえパパ、絶対怒らへんから聞いていい?ええけど何やねん。パパ一度だけわたしをうらぎった覚えあるやろ。(ぎくっ)やぶから棒に何いうねん、そんなことあれへんって。さっきお風呂から上がったとき気いついてんけど下着のシャツ後ろ前に着てるよ。その飲んで帰った日も同じやったからピンときてん。帰ってくるまでにいっぺん脱いだなって。新年早々やぼなこといいっこなしにしよう。いつのことかおぼえてへんけど男同士サウナに付き合うこともあるし会社の健康診断もあるやんか。そんなとき違うかなあ。それやったらええねん。やぼなこと聞いてごめんな。スッとしたわ。

やぼは承知で一度聞いてみたいことって、やっぱりあるよね。 奥さんが結婚前付き合ってた男の人とのこととか、、、

事情に通じないでいきなり無骨なことを聞いたり、言ったりする人に「やぼなことをいう」などといいますよね。この語源の一つの説に次のようなはなしがあります。雅楽の楽器で笙(しょう)という楽器は日本に伝来する前は17本の竹にそれぞれリードが付けられ、音が出るようになっていました。ところが、日本の音楽にどうも馴染まない音があったらしく2本の竹のリードだけ取り外されて15本にだけリードが付けられたのだそうです。それで、誰が聴いても心地よい音が出せるようになりました。外された2本の竹の名前が「也(や)」「毛(もう)」といいます。この「や・もう」が変化して「やぼ」となったようなのです。そして、風流でないこと、無骨なことを「野暮」というようになったとか。ほんと新年早々やぼなことはいいっこなしにしたいですもんね。(陽)

-2009・1・3-

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