あるぽかぽか陽気の日、所用で訪れた東京で日中ぽっかり空いた時間がありました。久しぶりに会う息子夫婦から「どこか行きたい所ある?」と聞かれてリクエストした場所、それは文句なしに「葛飾柴又」です。なぜかといえば、「わたくし生まれも、育ちも、葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い…」初めて寅さんの映画を観て以来ず~っと、寅さんのあの口上の、葛飾柴又に一度行ってみたいと思っていました。
四十八作も続いた世界最長の映画シリーズとして、ギネスブックにも載っている寅さんシリーズ。お客様に次もまた観たいと飽きさせなかった秘密って何なのだろう?ディズニーランドは、まだ体験してない次のエンターテイメントが必ずあるから何度も通う人が多いっていうけど…。そんな思いをつらつら秘めつつ、まずは寅さんのモデルになった舞台、葛飾柴又をのんびり散策してみることにしました。
といっても、どこかへ旅立つ寅さんが「あばよ」と振り返っている雰囲気ですが。その振り返っている先には、ボクにとっては懐かしい寅さんの時代の「祭り・縁日・見世物・露店・夜店」があった頃の帝釈天の門前町葛飾柴又があるはずです。現実には、ちょっとレトロではあるがこぎれいで、観光通りのようなの帝釈天参道があり、とても賑わっていました。雑踏ではなく活気ある、こんな賑わいが陽は大好きです。
老朽化したため平成元年に建てかえられたが、第5作から大船撮影所でのセットで寅さんの実家のモデルになっていると看板に書かれています。因みに
第1話:男はつらいよ 1969(昭和44)年8月
第2話:続・男はつらいよ 1969(昭和44)年11月
第3話:男はつらいよ フーテンの寅 1970(昭和45)年1月
第4話:新・男はつらいよ 1970(昭和45)年2月
まだこの題名からは48作-1995(平成 7)年12月-28年も続くことは想定外だったことが偲ばれます。
スケッチをする人たちのいる風景が大好きです。スケッチの名所になればなるほど、その風景をこよなく愛し、何度も訪れる人たちがいるのがうれしい。最近はデジカメ時代になって、体力勝負みたいな本格的なカメラ機材を担いだスケッチ紀行が爺ちゃん婆ちゃんの間でも盛んになって、明日香あたりでも微笑ましく思うシーンにもよく出会います。写真がきっかけで、また来てみたいと思うところができれば、それも悪くないですよね。
次回はいよいよ寅さんの「帝釈天で産湯」の口上から「男はつらいよ」の超ロングランの秘密に迫ります。




