夏の終わりごろから、ひろの血糖値のコントロールの必要性からカロリー計算と栄養のバランスをソフトで管理するようになった。その結果メタボの共犯が意外なところにいることがわかった。おやつである。午後のお茶、寝る前のナイトキャップに付きもののお菓子やスナック類のカロリーが想像をはるかに超えて高かったのである。とりあえずこれを止めなければ話が始まらない。
押入れの衣装ケースの引き出のし一つに猫のカリカリと人間のカリカリが同居していた。今まであまり気に留めなかったカロリー表示を怖々みて見る。直径4cm足らずの小さな揚げ菓子2枚入り:76kcal。小さなハート型パイ2枚入り(21g):118kcal。アーモンドフィッシュ100g:550kcal(20g:110kcal)。ビーンズせんべい100g:421kcal(20g:84.2kcal)。おつまみ用小袋入りのおかき&ピーナッツ:表示なし。ゴーフルの未開封缶は開封すれば書いてあるかもしれないが開封するまでもなし。好きなものばっかりなのだがとりあえず封印することにした。お茶するときに食べる量はせいぜい20g程度のつもりだが、食べだしたら止まらないこともたまにあり、カロリー計算的にはメタボの大物共犯者だった。
いま陽の体重は67kg~67.5kgあたりをうろうろ中。ひろのカロリー計算に便乗して摂取カロリーを管理してもらっているのが大きい。メニューをなるべく野菜を中心に一日30品目、多品目を少量を食べることを意識するようになって、お腹をうまくごまかしている感じもする。それにおやつ断ちの結果、72kgあたりをうろうろしていた体重がみるみる減り始めたのである。しかしこのおやつ断ち、酒断ちよりもつらいとは思わなかった。お酒昼間は飲まないが、甘いものは4時すぎになると体や疲れた頭が求めているような気がするので、一日のカロリーに組み込めるようなおやつって、実はあるんじゃないかと調べてみた。何で今まで気がつかなかったのだろうと思うようなおやつ、結構あるものなのである。
ちょっと調べてすぐ気がついたのは、バターやお砂糖たっぷりの洋菓子系より、和菓子系に絞り込むべきということ。1個あたり100~200kcal程度の和菓子なら、夜のお酒一杯程度なので毎日の献立の一部に組み込んでも大丈夫かも知れない。低カロリーの和菓子にどんなのがあるのだろう?水羊羹、醤油ダレの団子、ウイロウ、もなか、これらの40~50g程度のを1個か一切れなら100kcal程度。ボクの大好きなきんつばや大福、草もちでも、1個あたりが150kcalクラスだった。とくにきんつばは小豆のかたまりなので1個60gあたりの食物繊維が7~10gもある。便秘解消や肥満・糖尿病予防などに効果があるとされている食物繊維。2割くらいが食物繊維じゃないか!と心の中で喝采を叫ぶボクがいた。
ダイエット記事でいつも引き合いに出されるのはケーキ(チーズケーキは結構好き)やチョコレート系(ひろが好き)。これらは確かに一切れ300~400kcalとカロリーが高いので、仲間とお茶するときなど晴れの日向けと割り切る必要があるかも。普段の褻(け)の日向けならやっぱり小豆系だ。頭の中にきんつばやタイヤキ、湯気の立つ冬のぜんざいを思い浮かべながらさらに小豆に含まれる栄養素を調べてみた。頭の栄養になる糖質、筋肉を作るたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、鉄分、豊富な食物繊維、ぜんざい一杯の小豆に含まれる食物繊維はごぼうで言えば30cmに相当するとか。
最近老化を防ぐ成分として注目され赤ワインに多く含まれていることで有名なポリフェノール。小豆の赤はこのポリフェノールそのもの。100g当たりの含有量は、赤ワインが300mgなのに対し、小豆はなんと460mgもある。さらに小豆の皮には、血栓を溶かすなど溶血効果があるという「サポニン」や、目の疲れを癒し、肝機能を改善してくれるという働きのある「アントシアニン」も豊富に含まれているという。運動不足を補ってくれるわけではないが、一日中パソコンに向かっている暮らしの二人、小豆を食べるおやつの習慣は付けたほうがいい。これが調べてみた結論である。
ただし、飲み物にも工夫がいる。調べている過程で和菓子と相性がいい飲み物はどうやら日本茶のようだ。茶カテキンは、脂肪の吸収をおさえ、燃焼を助け、代謝を円滑にする働きがある。それはわかるが、緑茶を飲む習慣がなく、どちらかといえばコーヒーやハーブティ党のYHO&HIRO、どうしよう?と相談になる。抹茶なら嫌いではない。ただし薄いやつ、そう、おうすときんつば!おやつタイムの具体的なイメージが見えてきたようだ。
甘辛両刀使いの陽さんとしてはちょっと気になる冊子を酒屋さんで見つけたので、そのお話は次回に。(陽)




