三輪の町を魅力化しよう!

三輪の町屋をライトアップ「みわ月灯り」若者もバカ者もよそ者も皆うっとり。

10月11日・12日の2日間、街道筋に昔の町屋が残る三輪の魅力を、月明かりならぬ人工的なライトアップでに浮かびあがらせるイベント「三輪月灯り」が開催されました。三輪の町が夜の静寂の時間を迎えているそのとき、パッと点灯された灯りが町屋の白壁や格子、庭の樹木などをライトアップ。ご協力いただいた6軒の住民の方ともども、「わが町にもこんな魅力があったのか」とときめく瞬間でした。

実際にどんな様子だったのか、まずは写真でご紹介します。(写真をクリックすると拡大画像が開きます)

恵比寿神社境内

2日目の夜落語会が開かれた恵比寿神社の境内にも灯花会のようにロウソクの灯りが並びました。地元老人会でご用意いただいた手作りの行灯セットが大いに威力を発揮しました。森とふれあう市民の会の夏休みイベント「森であそぼう」で小学生たちが作ってくれた行灯も並びました。拝殿に続く石畳の明かりがそれです。

池田邸

恵比寿神社から反時計回りに歩いていきましょう。恵比寿神社にいちばん近いのがボランティアガイドをされている池田さんの弟さん一家が住まれる予定で、現在改修中の町屋です。昔は三輪ソーメンなどの問屋をされていたそうで、古い看板にその名残を留めています。

石河邸

大神神社大鳥居脇の老舗みむろ最中さんの創業時の店舗です。イベントのときだけですが、昔の商いのスタイルのままのお店を開けていただいています。映画みたいという声も聞かれました。

今西邸

現役の造り酒屋の蔵元です。イベントに合わせて座敷も開放して利き酒会なども開かれ、賑わっていました。このように地元のお店とも結びついて町の回遊を楽しめるイベントに発展することが期待されるので、コピーライターらしい回遊企画を出して行こうと思います。

喜多邸

イベントの少し前、試験点灯の日に、庭木もライトアップしてみたいと奥さんに頼むと庭木の剪定をしていないからと気にしてくださいました。実際にはその方が面白い光のボリュームが出せるたので無理を聞いていただきました。この家のお婆様が興味深そうに見まもってくださいましたが、めったにない経験にちょっと興奮しておられたかもしれません。

青海波 別甲

現在はお医者さんのお宅です。ご主人が気さくに応対してくださいました。いちばんたくさんのライトを使わせていただき、ライトアップし応えがありました。三つの種類の格子があり、今もガラス戸を開けると風通しのよい空間に早変わりします。格子は昼間外から見えにくく中からは外がよく見えるので、昔は子供を外で遊ばせておいて用事をするのに便利だったという話も聞きました。

檜垣邸

お留守でしたが勝手にライトアップさせてもらうことを快諾いただきました。駅前通りに面した唯一の町屋ライトアップになりました。

この催しは三輪駅前の三輪座に拠点を置く町づくり団体「三輪座」の主催、三輪商店街振興会騎共催で行われました。(協力:畿央大学・奈良県立大学・桜井市観光町づくり協議会)
今年で3回目になる三輪まち開きというイベントの一環です。米朝一門の噺家を招いて恵比寿神社での落語会は毎年続いていますが、ライトアップは今年が初めてです。

和の情緒の復興を求める人は多く、各地で「○○の花灯り」といったライトアップが盛んです。ついこの前も、見学を兼ねて大宇陀の町屋ライトアップに行ってきたところです。商売をする人にはプラスになっても、町屋の住民の人にとってはどうなんだろうと思っていましたが、実際に接してみると日ごろない経験であることや、まちの魅力再発見につながることはちょっぴり誇りに思っていただけたのかなと感じました。

陽&ひろが三輪座のまちづくりに関わるようになったのは、三輪座の人たちの「町づくりは若者とばか者と(今もバカになってやれる元若者)よそ者でやるもの」という強烈なバイタリティにふれたのがきっかけでした。ぼくたちは間違いなくよそ者ですが、三輪の古民家でカフェをやりたいといった夢を堂々と言える雰囲気が確かにあります。今は、三輪という町の魅力アップのイベントを年々盛んにしていくお手伝いの段階ですが、お客様が町を回遊してくれるようになれば、そこでよそ者のぼくたちが実際にカフェを店開きする芽も出てくるでしょう。よそ者にたくさんきてもらいたい町屋のある町の魅力づくりですから。継続は力なりで生まれてくる町屋という舞台で花を咲かせる可能性は、若者にも、バカ者にも、よそ者にもあると思っています。(陽)

-2008・11・19-

このホームページは三輪座のスタッフでもある弓手個人のサイトですので、記述内容は三輪座の公式サイトとしてのものではありません。

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