3月の初めからこの半年、陽&ひろにとって、ちょっと大げさに言えば人生の分岐点で未知の方向に舵を切って歩いてきました。とくにこの3ヶ月は三輪座に常駐しながら観光案内や地元の野菜、物産の販売をしながら、ボランティアとして接客業を経験。いろいろと収穫がありました。
その間、建築士のメンバーが粘り強い努力を傾けて、国交省の「建設業と地域元気回復事業」に応募、難関を突破して奈良ではただ一件採択されました。「三輪の町家の再生モデルつくりと観光インフォメーションとしての三輪座の連携活用」のアイデアに対して国の助成を受けられることになったのです。
これを受けて、三輪駅前の三輪座は町おこしグループとしてしっかり根を張っていくため、NPO法人三輪座を立ち上げることになりました。陽&ひろもスタッフの一員としてとしてスタート台に上がろうとしています。NPOの収益事業としてカフェコーナーも整備することになっているため、今後はそのサービススタッフというこれまで経験したことのない業務まで経験を積むことになるでしょう。
ボクたちの選択基準は、それが毎日飽きずにやれることか、ワクワクしながら10年続けたら一人前になれそうなことかどうか。自問自答しながら三輪駅のまん前の店に常駐していました。モチベーションを高めてくれたのは、毎月大神神社にお参りに来て、ここの野菜が楽しみと立ち寄ってくださるリピーターさんができてきたことです。
遠方からのお客様も結構いらっしゃることがわかりました。名古屋や九州、関東方面からも毎月来られる方があります。そんな大切なお客様に出会うと、ちょっとゆっくりお茶でもしていただけたらいい思い出になるのにとの思いがつのります。カフェ部門の必要性を感じるこんな場面も多々ありました。
もっとも、忙しい日ばかりではないこともよく分かりました。閑古鳥が鳴く日にもどう賑わいを創りだすか。町おこし拠点としては大事なテーマです。これはボクたち〝元〟コピーライターにとっても、これまでのスキルを総動員してチャレンジするに値するテーマかなとも思っています。
コピーライターというスキルは、物販のPOPや町おこしのチラシづくりに役立つでしょう。未経験のカフェも、マニュアル作りでいえば、コピーライターにとってはある意味お手のものといえます。こう考えると、未知の世界へ舵を切ったようで、決して根無し草ではなく、NPOの中で自分たちらしいアイデアを生かしていけるかなと思い始めているところです。
それにちょっとワクワクしているのは、先日の打ち合わせに床用の杉や桧の地域材を取り扱うIさん来られ、同じなら座敷のテーブルや販売台も地域材を使って、手作りするワークショップを開こうよと提案してくださったことです。日曜大工大好きの陽としては、大感激&大歓迎。なんだか、思いっきり自分らしくやれそうな予感がします。
ともあれ、三輪座の改装は国の助成事業として早速着手されることになりました。三輪が一番にぎわう次の“おついたち”、9月1日のお客様に、一ヶ月の休業と10月1日には三輪座が生まれ変わることをお知らせする掲示物を掲げる予定です。(陽)





