ちょっとそこまで旅気分

箸墓古墳は立入禁止ですよー 立入禁止の横の生垣は途切れてるから、犬に引っ張られてはいらないでねー

立入禁止ですからね。いちおー 箸墓古墳

箸墓古墳の横っちょの道側です。邪馬台国が近畿内にあったとする説をとれば、卑弥呼の墓は、ここ。中国の魏志倭人伝には卑弥呼の死後、百歩余りの径を持つ墓を造ったと記されているそうですが、箸墓古墳の後円墳の直径が150mというのがちょうど百歩でぴったり合うというのです。地元の言い伝えでは江戸時代までは、古墳の中に道があって、薪狩りに出かけたという話だから、実際に百歩余りで横切っていたのかな。

明治以降は「倭迹迹日百宋襲姫命(やまとととびももそひめのみこと)」というお姫様の墓として、宮内庁に管理されるようになって生垣で囲まれています。出入り口のような柵のあるところには「立ち入り禁止」の看板も立っているけれど、看板のすぐ脇で生垣が途切れていたりするんだよね。善良な市民はいくらぽっかり隙間が開いていても中へ入ったりはしないけれど(多分ね)、犬のお散歩というより犬に散歩をさせてもらっているような人なら、犬に曳かれて迷い込んでしまって全然不思議じゃない。

「やまとととびももそひめのみこと」というのは三輪山に住む大物主の神(おおくにぬしのみこと)の嫁になったという伝説上の女性です。その伝説の女性が何で3世紀なの?という疑問は残ってしまいますよね。箸墓古墳近くの桜井市立埋蔵文化財センターのH主任に聞いたところでは、古墳の主というのはほとんど言われている天皇の墓という確証はないのだとか。その意味でも発掘調査によってより正確な古墳の名称がつけられるとしたら、その方が宮内庁もいいんじゃないのかなぁ。生垣で囲んでいても、ところどころほころびがあるのは守るべき主のゆらぎのような気もしてきますぞ。宮内庁殿。(陽)

2008-11-7

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