ちょっとそこまで旅気分

表まで聞こえてまっせ。マスターの笑い声。 家でも、できそでできないかみなり豆腐

ジュリ~も来たんだって! かみなり亭の一番の名物はこの人!

おもろい、うまい、安い。笑いながら元気に酔える居酒屋かみなり亭

今回の仕上げは居酒屋「かみなり亭」にて。この谷町で35年前に創業。途中いろいろあったそうで一度閉店。再開店したのがちょうどウチラが谷六で事務所を借りはじめた頃でした。

名物は、なんといってもここのおやっさんです。コテコテの大阪人。かみなりに負けへんおっきな声で、しゃべる、しゃべる、しゃべる。客をあきさせないネタ運びはさすが。あの丸坊主の頭の中は、案外緻密な構造になっているのか。このしゃべくりのうまさには理由があって、おやっさんは大の落語好き。店の座敷を使って、笑福亭一門の勉強会のような落語会を開いたのが20年前。「最初は10畳ほどの座敷に客も10人くらいで、正直、「大丈夫かいな」と思うたんですが、えらいもんですね、継続は力と言いますか、続けてるうちにすっかり地元に定着して、最近は常連のおばちゃん連中をはじめ、楽しみにしてくれてはる人がぎょうさんいてます。」
笑福亭仁智さんが語るように、この落語会は今年で126回。もうかみなり亭の座敷ではおさまりきらず、薬業年金会館のホールで開催するまでになってます。

名物その2は、オリジナルの「かみなり豆腐」。豆腐とひき肉を大葉で包んで揚げ、ポン酢でいただく庶民的な味。大阪酒場列伝(筑摩文庫)を読んでかみなり豆腐を食べたくなったと、沢田研二も訪れた!?これは、ホンマの話です。家で真似っこしてみても、やっぱり無理ですねー。きっとかみなり豆腐は、おやっさんの元気な声を聞きながら食べないとアカンのやと思います。

というわけで、かみなり亭に行ったらカウンターがおすすめだけれど、満席で奥の座敷に座ったときは、テーブルにあるでんでん太鼓を鳴らしてみてください。「なんでっかぁ!」とどんぐりまなこの坊主頭が、絶妙のタイミングでのれんを押分けでてきます。(ひろ)

2009-4-17

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