明日香な時間で米づくり

明日香村棚田オーナーになったきっかけは…

蓮華祭 今年はスタッフとして参加の巻

昨年は棚田のたんぼオーナーに落選して、普通のお客さんとして恋華祭りに参加した。とれとれのでっかい筍を会場で茹でてもらい、出店しておられた脇本酒造の純米酒「右近橘」を買って帰ったのを覚えている。

 今年はスタッフ。私は声を枯らして、歴史散歩「蓮華ウオーク」の人集め。大化改新の陰の指導者南渕請安が中大兄皇子や中臣鎌足に学問を施した遺跡を、当時とそんなに変わらない風景の中で探訪した。1200年前というのが、地元の人たちについ昨日のことのように語り継がれているのを知った。妻と妻の母は、レンゲの首飾りの制作に始まり、レンゲの輪投げや、レンゲ写生大会の世話に、一日中こまごまと動き回っていた。

昨年からのオーナーを中心に前日から泊まり込みで、かぶと虫の幼虫取りやこんにゃくづくりに精を出したグループもあった。この後も稲渕の集会所をわれわれの宿泊所として利用させていただけるとのこと。またアウトドア系の趣味人は、棚田ハウス内でのキャンプもいつものことだという。なんだか面白いことが起こりそうな予感。

 今年は、去年の落選組に優先して声を掛けてもらえ、無事たんぼオーナーになることができた。オーナーとしてはまだ何もしていない段階だが、これから1年間何度も往来するであろう農道を行き来するのは、去年と全く違う気分。同じ役同士になったオーナー仲間とは自然と会話も弾み、何年来の知己を得た雰囲気。昨年と同じように大釜で茹でた筍と、右近橘を持ち帰ったが、なにやら新しくできた親戚からの帰途のような、うれし恥ずかしい気分が新鮮だった。(1997.4 by 陽

'97-4月 蓮華祭り<今年はスタッフとして参加の巻>
'97-4月 明日香の棚田で農民ごっこ<美味しいお米、食べてますかの巻>
'97-5月 種蒔き・荒田起こし<いよいよ米づくり第一歩を踏み出すときがきたの巻>
'97-5月 田植え前の草刈り<リゾート系に走りがちな都会人の農作業ファッションの巻>
'97-6月 畦塗り・代掻き<どろんこ三昧の一日の巻>
'97-6月 田植え・さなぶり<苗を欲張らずに植えた結果が楽しみの巻>
'97-6月 蛍の夕べ<蛍の潤いを残す意味の巻>
'97-7月 草刈り<初めて草刈り機を使うの巻>
'97-8月 案山子立て<生まれて初めて作った案山子の非エコ系を少々反省の巻>
'97-8月 夏休み企画<初めて欠席の巻>
'97-9月 一斉草刈り<かかしの足元でノックダウンの巻>
'97-9月 タケカワユキヒデコンサート<雨の中バイクでコンサート行き決行の巻>
'97-9月 村民体育祭<国際色豊かな明日香村村民体育祭に参加の巻>
'97-9月 彼岸花祭り<彼岸花祭り延期の巻>
'97-9月 彼岸花祭り本番<彼岸花祭りの放映テレビにわが案山子がチラッと映るの巻>
'97-10月 レンゲの種蒔き<雉に見送られながら早々に帰るの巻>
'97-10月 稲刈り<傍目にはのろのろと稲を刈るの巻>
'97-11月 脱穀・籾擦り<玄米さん90キロ、お乗り~の巻>
'97-11月 収穫祭<明日香の棚田で明日香鍋をつつくの巻>
'97-12月 忘年会<忘れたくない一年の、忘れられない”防”忘年会の巻>
'98-1月 勧請綱張替え神事<今年も巨大な藁のオチンチンが村の入り口にぶら下がったの巻>

-2008・10・2-

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