飛鳥京・藤原京~平安京踏破てくてくレポート

奈良時代人になって平城京を東西に歩く

今回の平城京跡~東大寺コースは、飛鳥京跡から平城京跡まで古道を歩くという企画がなければまず計画しなかったウオーキングコースです。でも考えてみると、平城京の北辺を東西に歩くというのは奈良時代のいにしえ人にとっては日常茶飯事だったはずです。それが追体験できるちょっと面白いウオーキングコースの発掘につながるかもという気がだんだんしてきました。

平城京の北辺周遊は8km足らずとウオーキングコースとしては軽め。ある方がが着けていた万歩計では12000歩くらいですから、健康ハイキングそのものでした。平城京は藤原京より一回りコンパクトといわれているのも実感できました。メンバーの一人がこの日のコースを4つに分けてうまくネーミングしてくれましたので、それにしたがうと、それぞれに趣があって飽きない周遊コースになるなあと思っています。

今は営業されていない釣堀跡

古墳と水辺の道危いものがはらんでいる怪しい魅力に絵心をくすぐられてしまうのは困ったものです。いきなり荒れ放題の釣堀の桟橋に出くわしました。とりあえずカメラでスケッチしましたが、子供が乗って遊んだりしては危険です。平城宮展示館から東すぐのところでした。その先に古墳が二つ続き、散歩道によい長閑な景色が広がります。電線も見えないので時代劇のロケ地にもよさそうなところです。残念ながら古墳の水辺の道は古墳側は手入れが行き届かず雑草の垣根、村側はきれいに刈られている中途半端さにあまりよい刺激はうけません。

(左)しあわせ地蔵 (右)民家の生垣地蔵さんと生垣の道

奈良高校のあたりは道端のお地蔵さんの世話も行き届いていて、そういうところは町もきれいです。生垣のすそに植えられた花は、明らかに道行く人に和んでいただくためのもので、住む人の粋を感じます。手入れがお役所管轄になる道は、ロングヘアーと短髪を長スパンで繰り返す無精者の髪。これに対して民管轄の道はいつもおしゃれなヘアスタイルみたい、などと思いながら歩いていました。

奈良少年刑務所と塀。遠くに東大寺が見える。

赤レンガと眺望の道高台の赤レンガの建物は奈良少年刑務所。いかめしい塀を回ると明治時代の煉瓦造りのレトロでモダンな一見の価値がある建物が現れます。建物の性格からあまり観光対象にはなりませんが、大仏殿の建物を見晴らす隠れたビューポイントの一つとしてはお勧めできるでしょう。それにもう一つ、次回にご紹介するお勧めスポット植村牧場と、コスモス寺の般若寺がすぐ先のところにあります。(続く)(陽)

-2008・11・23-

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