米づくりin明日香 「'97.8.3/4.(日/月)夏休み企画」

 

初めて欠席の巻

 

 棚田ルネッサンスの夏休み企画が8月3日・4日実施された。わが家は、参加するとすれば3日の日曜だが、あいにく女房に先約の予定があり、おばあちゃん(妻の母)も体調を崩していたりで、明日香の行事を初めて欠席することになった。

 しかし、そのときの様子を、2人のオーナーの尽力で発行されている「明日香・棚田 おてんとうさま新聞」NO.8(1997.8.9発行)で知ることができた。レンタル自転車による明日香の石のミステリー巡り、脇本酒造の見学等々。なかでも、橘寺研修道場で行われた藤本先生の「農の心―ゆとりと豊かさを求めて―」というお話を、かいつまんで報告していただいているのは、とても勉強になった。

 少し転記させていただくと、

* 作物も、自分が作ったと思うのではなく、自分は、作物が育っていくのを、草をひいたり、肥料をやったりして手伝っているだけである。農にはそんな謙虚さが必要だ。

* 精農は草を見ずして草を切る。
  情農は草を見て草を切らず。

* 作物を育てるには、「とき」に間に合う精勤さ、気配りが必要である。

* 文化度の高い食生活を。
ナスの品種は30年ほど前までは150種ぐらいあった。
浅漬けには浅漬け用のナスを、田楽には田楽に合うナスをというように、違う品種のものを集める
ことによって、食の変化をもたらそうとしてきた。ところが、現在では流通の都合で単純化され、
わずか3種類のナスが90%を占めるようになった。橘寺の近くに、藤本先生のナス畑があり、あす
か長ナス、あすか中長ナス、あすか丸ナスなど、10年以上前から土地に合うよう品種改良を続けて
おられる。とくに、あすか長ナスの浅漬けは絶品。

他にも、これからの農業について「明日香村活き活きむらづくり塾」へのお誘い、これからの農業は、服装一つももっと格好良く決める工夫を、など、示唆に富む内容のお話があったようだ。

漏れ聞くだけでも共感できることばかりである。またの機会に、是非藤本先生のご指導を受けたいと思う。

1997.9 by 陽


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