大宇陀町の古い町並みで見つけた
自然工房 にじの輪

大宇陀町・にじの輪

まだまだ謎だらけの喫茶&展示スペースである。奥の方は藍染めが体験できる工房もあるようだ。とにかく、にじの輪の謎はおいおい解明されることだけは確かである。いつもなら、質問攻めが始まるところだったが、あまりの居心地よさに、何度も足を運ぶだろうという予感があって。だからこのレポートには、後日続編があるはずだ。

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階段の敷物は、アジアのとりどりの敷物のはぎれを利用したものと思われる。上がった屋根裏部屋は竹と和紙でできたランプの展示スペースだった。和紙のシェードがうかびあがる程度の明かりであるから、目がなれないうちは、どうしても梁に頭をぶつけてしまうから要注意。でもすぐに、ここではゆっくりと動けばいいのだということを思い出させてくれた。

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観るというよりは居ることが心地よい。外はけっこう陽射しが強いのにここは、なぜか涼しい。以前借りていた家にも屋根裏部屋があったが、外より暑いのではないかと思うほどだったのに。太い梁、瓦の下地になっている木の皮はむき出しですすけている。何しろ、江戸時代に建てられた町屋らしいので、古いのはあたり前。暖色の灯りが渇いたのどにしみる清水のように目を和ませてくれる。このランプの作家は、室生村在の泉康英さんという。和紙に手描きの名刺を置いてあったのでいただいてきた。

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階下の喫茶スペースの真ん中に、裏の染色工房につづく通路がある。その両サイドにある部屋の障子や襖が全部取り払われて、喫茶スペースとなっている。ボクたちは囲炉裏のきってある部屋に腰をおろして、ベトナムコーヒーを頼んだ。それにしても古い町屋とジャズがどうしてこんなに合うのだろうか。そして、ゆっくりと時間をかけてコーヒーができあがるのを待つ間、アジアの風が流れるように、ジャズが流れる。

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この日、にじの輪は本来休みの日で、しかも店長はGWの繁忙で体調がよくなかったらしいのに、われわれが訪れたので、店を明けてくださったのだ。店長が鹿児島出身の人であることだけは聞いた。それ以上のお話はまたの日に聞くことにしよう。

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にじの輪は、道の駅宇陀路大宇陀から歩いて数分の古い街並の中にある。  

 
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